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データ企業の社長がデータドリブンに食生活を見直してみた!

インティメート・マージャーの簗島です。
昨年末から取り組んでいたFreeStyleリブレを使った血糖値のトラッキングですが、せっかくなので今まで疑問を持っていた内容をデータで実証してみようと思い、色々と試してみました。

一緒に食事をしたことがある人は知っているかもしれないですが、私はとても食べ物を食べるのが早く、一緒に食事をしているといつ食べ物を食べたかわからないくらいです。

いろんな方に食事を早くすると身体に悪いと言われつつ、早く食べようが遅く食べようが食べる総量は変わらないので早く食事をしようがしまいが身体に取り込まれる量は変わらないのではないかと思っていました。

せっかく体に針をさして、血糖値がモニタリングできるようになったので今まで疑問に思っていたことを調べようと思いさまざまな内容を調べてみました。

いつも通りの食事の仕方をしてみる

正直、食事はデッドタイムの一種だと思っていたのでなるべく早く、お腹にたまるもの(要は炭水化物)を中心に素早く(ほとんどかまずに)食べるということをしていました。
また、蕎麦やうどんはあまり太らないと思っていたのですが、計測を開始した初日から以下のような結果になりました。
結果としては想定外に血糖値が上がり、いわゆる食後高血糖に近い状態にあっていました。

翌日は毎年恒例の年末ラーメン二郎の日

12月28日はインティメート・マージャーの定例行事の年末二郎の日でした。ラーメン二郎はいわゆる小麦粉の塊を食べることになるので、前日のそばを超える血糖値を記録することができるのではないかというワクワク感を感じておりました。
ただ、これも定例行事なのですが、二郎を食べた後に三田からオフィスまで腹ごなしのために歩くということをしているのですが、それも含めた結果が以下のようになっています。

食後にウォーキングを行なったことが功を奏したのか、二郎を食べても血糖値は緑の帯の枠である180mg/dlを超えておらず、前日のそばを早食いした時に比較すると血糖値としては安定した状態だといえました。

結果として血糖値が180mg/dlを超えたのは14日中2日だけ

初日二日目でかなり血糖値の上下について考えることができたのでそこで得られた知見を元に食生活を見直していくことをしました。
1. 空腹時に炭水化物を胃に入れない
  →空腹にうどんを食べた日に180mg/dlを超えてしまった
2.サラダなどの消化をしづらい食品を際に食べた後、食事をすると血糖値のピークを抑えることができる
3.それでも食べ過ぎてしまったと思う場合は、早めに有酸素運動を行い血糖値のピークの値を抑え込む
4.インスリンが効率よく機能するための下準備を行う

それにより毎日の血糖値のコントロールがある程度できたのではないかと思います。実際、毎年体重が増加しがちな正月を体重の増減もなく過ごすことができました。

わかったこと

血糖値を測定することによってわかったことは以下の2点です
1. 思ってもいない血糖値の上昇が起こる食べ物・食べ方が存在する
→うどんやそばは血糖値が上がりづらいと思っていたが、空腹に入れると血糖値が上がる。食前30分前にサラダなど消化しづらいものをお腹に入れることで血糖値の最高値を抑えることができるようです。カレーもルーに小麦粉が入っているので炭水化物の汁を飲んでいる感じなので血糖値がかなり上がりました。
2. 数値で見ると自分が血糖が上がっている状態をなんとなく把握することができるようになる。
→体があったかくなったり、血糖値が上がっている状態を理解ができるようなっていきます。

今まで食生活については気にしないもしくは自分が正しいと思う機会が多かったのですが、実際に試してみると昔からの食事の方法やディナーのコースのような食べ方は血糖値の上昇を軽減するということがわかりました。
ただ、うどんやそばについては直感的に考えていた結果と異なる結果になったことからも食べ方もあるのだと思いますが、体質などによっても血糖値が上がりづらい・上がりやすいなどの傾向があるように思われました。

これが究極のダイエット法だ!みたいなわけではないですが、私のようなデータが好きな人間にとっては血糖値を含めてさまざまなデータが取れることによって工夫をできる余地ができるのではと思っています。

このセンサーは今後継続的に活用していく予定です。今はまだ通常の食生活を改善していく段階ですが、今後はいわゆる健康食品を摂取した際にどのような変化が自分の体に起こるのかということも試していきたいと思っています。そんな、センサーを体につけることに興味ある人間と話してみたい、異データ関連でお話をざっくばらんとしてみたいという方がいらっしゃいましたらご連絡いただけますと幸いです。

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