【新卒社員の就活振り返り対談】後悔しない就活を送る秘訣とは?
今回はインティメート・マージャーに半年前入社してくれた新卒社員2人へインタビュー!
私もかつてそうでしたが、学生のみなさんにとって働くことや社会人になるということは、想像し難い未知の未来ですよね。
そんな中、手探りながらも「自分に合う会社を選ぶ」・「将来について考える」就職活動は、自分ととことん向き合う作業であり、人生の中でも大事な意思決定だと思っています。
そこで今回は、これから就活を迎える学生、就活生の皆さん向けに、去年就活を経験し当社に入社した新入社員から当時気をつけていたこと・後悔しないポイントなどを色々聞いちゃいました!
今就活をされている方々、ぜひ参考にしてみてくださいね!💡
■プロフィール
氏名:春名(はるな)さん
所属:ビジネス職 コンサルティング本部
入社年月:2023年4月 新卒入社
■プロフィール
氏名:下村(しもむら)さん
所属:エンジニア職 開発本部
入社年月:2023年4月 新卒入社
まずはそれぞれの自己紹介からお願いいたします!
春名:新卒3期生として入社した春名です。山口県の出身です。山口県はとにかく自然が豊かで、山も海も全てそろっているので、美味しい食べ物も沢山あります。山口県にかかわらず、学生の頃はアルバイトで四国に行ったり広島に行ったりする経験が多く、県外にもしょっちゅう行っていました。
好きなことでいくと最近はパン作りにはまっていまして。直近だと、自宅でちぎりパンを作ったんです。普段からよく料理などもするのですが、一番周りから喜んでもらえるのはミートパイなので一応得意?料理です(笑)料理以外だと、お休みの日にはずっとゲームをしていますね。もう朝から晩まで一日中やっています。
下村:開発部の下村です。名前がめいというのですがトトロのメイちゃんが由来で、ジブリが好きです。ジブリではやはり、名前の由来でもある「となりのトトロ」と、あとは「もののけ姫」とかも好きですね。
出身は福井県で、恐竜が有名でして福井駅にいくとよく大きな恐竜の像が鳴いています(笑)福井県立恐竜博物館なども観光地で、よく遠足などでも行っていました。あと福井は自然もすごく豊かなところです。
趣味はギターを弾くことで、最近はあいみょんが好きで練習しています。アパートなのであまり大きい音が出せずなのですが、カラオケやスタジオに行くとギターを弾きながら歌っています。中でもお気に入りの曲は「マリーゴールド」や「君はロックを聴かない」です。あとはバンドも好きで、最近はずっと真夜中でいいのに。をよく聴いています。
春名さんも仰っていましたが、ゲーム関連でいくと私はプレイ自体はせずとも実況を見るのが好きで、最近はハリーポッターの校長先生の真似をしながらゲーム実況をしていらっしゃるYouTuberさんにはまっています(笑)
学生時代主に専攻として学ばれていたことを教えてください!
春名:経済学部で観光政策学を専攻していました。観光産業や観光地域の発展、および持続可能な成長に関連する政策と戦略などを勉強していました。内容は主に観光地域の発展だったり、SDGsだったり、コロナ明けの観光地がどうなるのかというようなテーマについて勉強していました。ですが私の所属していた観光政策学科のゼミの先生がとても自由な方でして「研究では好きなことをしなさい」と言ってくれる方だったんです。
そこで私はもともとApple製品が好きだったこともあり、iPhoneのアプリ開発についても少しだけ勉強していたため、その延長線上で「iPhoneの歴史と通信技術の発展」ということをテーマに卒論を書きました。Apple製品好きということもあり、家にはテレビなど大きめのものを除けば、ほぼすべてのApple製品が揃っています(笑)
下村:私はIT系の専門学校に通っていまして、学生時代はIT学部のWeb開発学科というところで様々な技術を学んでいました。そこではアプリやWebサイトなどを自分で制作して、幅広くWebに関わることを勉強していました。
ハッカソン(一定期間集中的にアプリなどを開発するイベントのこと)やコンテストなどにも積極的に参加していました。中でも、競技プログラミングのリアルタイムオンライン対戦ゲームの作品が一番思い出に残っています。これを作ろうと思ったのは、就活でのコーディング試験対策を、楽しく攻略したいと思ったことがきっかけです。プログラム中のどこかが半角から全角に変換されるといった攻撃やインデントをぐちゃぐちゃにするという攻撃などが、好評でした(笑)
学生時代、就活はどのくらいのタイミングから始めましたか?
春名:大学3年生の4月あたりから「自分の強みって何だろう」というようなことを考えて徐々に自己分析を始め、本格的な選考は10月辺りから参加していました。志望していた業界がベンチャーだったため、大手を受けている周りの同級生よりも選考時期が早く、特にインターンシップなどは経験せずにぶっつけ本番で挑んでいた感じでしたね。周囲の人達があまりOB訪問などに取り組んでいなかったというのもあり、特に周囲で誰かに就活のことを相談することもなかったので、完全に独学というか自分で自身のことを分析して就活を行っていました。
あとは就活エージェントや企業とのマッチングサイトなどを活用して就活を進めていましたね。なので自身に対して色々紹介してくださる企業や業種等については、例えあまり自分の興味が浅い分野でも、一旦何でも広く意見聞いてみるということを心がけていました。
下村:面接を受けたり、イベントに参加し始めたのは、3年生の4月くらいです。学校の先輩方に相談をしたり、就活イベントに参加したりしていました。もともと私は専門学校でITを専門分野に学んでいたこともあり、エンジニアになりたいと思っていて。ですがどの領域のエンジニアがよいのかというところまではあまり決められていなかったため、学校の先輩とかに相談することが新たな気づきを得る大事な機会になっていました。
就活イベントでは、中期のインターンシップのような形で、企業の新卒で入られた方々の新人研修を学生の人達も一緒に体感できるという面白いイベントがあり、そちらに参加したりしていました。そのようなイベントから選考に進んでいる学生さんも意外と多かった気がします。
就活の中で特に意識して取り組んでいたことはありますか?
春名:携帯販売の営業アルバイトをしていたこともあって、面接を営業の場だとイメージし、面接官に対していかに自分を売り込めるか意識して面接に挑んでいました。初めの方はもうぶっつけ本番というような感じで慣れるまでは練習せずに面接に挑むこともしばしばあったため、本番で頭が真っ白になってしまったこともありました。
ですが、私の就活をしていた時はコロナウイルスの影響もあり完全にオンライン中心の就活だったため、WEBでの面接が多かったんですね。なのでひたすら面接のツールとかを使って、自分が画面上でどう見えているのかを研究したり、面接が終わるごとに企業からフィードバックをいただくようにしていました。ですので特に相手からどう見られているかを考え、自分の売り出し方を意識して実践するようにしていましたね。
下村:私は自分の中で、なぜ?を繰り返して自分を知ることと、視野を広く持つことということ、思い込みや期待をしすぎないことを意識していました。ちょっと上手く話せたなということでも一喜一憂してしまうとよくないので、一つのことに傾倒しすぎないということも気をつけたポイントかもしれません。
それと面接際には、企業さんのことを知るためにできるだけ逆質問の質を高めることを心がけていました。私は面接でお時間いただいている中で自分のことでいっぱいになり、面接が終わった後つい忘れてしまったりが多かったんです。ですので面接の場でしか聞けないことを聞き逃さないことも大事ですし、あとは企業のサイトなど情報を載せているところだけでは得られないものを働いている人の言葉から聞けるいい機会でもあるので、そこを企業のことをもっと知る場にできたらとても良いなと実感しました。
就活の中で印象深かったエピソードはありますか?
春名:面接のために東京まで行った時のことですね。ある企業の最終面接が対面であったのですが、それまでオンラインでのWEB面接を中心に受けていたので、物凄く緊張したことを覚えています。
その企業の社長向けに新規事業のプレゼンをしてくださいという内容で、とても緊張して面接を終えたのですが、無事に終わって帰りのタクシーに乗り込んだ時、ふと車窓から東京タワーが見えて。その日が偶然「国際女性デー」の日で、東京タワーが某有名ブランドとコラボレーションしている時だったみたく、とてもきれいだなと感じたのが印象的でした。
下村:コロナの影響もあり全部オンライン面接だったのですが、面接対策としてリラックスするために、面接の直前に好きな歌を熱唱してたのが印象に残ってる思い出です(笑)
先ほどいったように私は趣味でギターも弾きますし歌も好きなので、面接の直前に熱唱することが意外と良いリフレッシュ方法になっていました。面接前の定番ソングはあいみょんの「桜が降る夜は」でしたね。毎回面接の前は、この歌を思いっきり歌うことで気分を晴らしていました。
ご自身の就活の中で最も苦労したことはありましたか?
春名:将来的に家業を継ぎたいという目標があったので、就職活動で将来像や志望動機をお話する際にどうしても「将来的にやめる前提の話なんだな」と感じられることが多く、自分のやりたいことをちゃんと伝えることが難しかったため、時には自分の軸がぶれてしまうこともありました。なので自分の軸をブレさせないためにも、成し遂げたいことを自分の言葉でしっかり伝えることに苦労しました。
下村:就活の際に苦労したのは面接です。自分は本当に緊張しやすく話すのが苦手なので、最初は半泣きで面接を受けていました。その中で、面接や面談で聞かれたこととそれに対しての自分の回答や反応を終わった後に全部書き出し、「自分は作ったアプリで自信のあるものにはペラペラ喋れるな」とか「この質問には答えられなかった」とか分析をしたりしてました。その中で、「この企業さんはこういう学生さんを求めているのかな?」とかも次第にわかってきたりして、面接が苦じゃなくなるようにしてました。
今就職活動について改めて振り返ってみて「もっとこうしておけばよかった」というような後悔や、逆に「やっておいてよかったな」と思うことはありますか?
春名:就職活動を始める前の1・2年生あたりで中長期のインターンシップを経験していればよかったなと感じています。1Dayなど、短期のインターンシップはよくありますが、中長期のインターンシップのようにリアルに会社で働くということを実感できる場というのは、今となっては貴重な機会だったのではないかなと思います。就職活動を始める前はアルバイトにほとんどの時間を使っていて、中長期的なインターンシップを経験せずに3年生の夏に就活を始めてしまったので、インターンシップを経験していればもっと多角的な視線から企業について調べることが出来たのではないかと思っています。
また、ベンチャー企業を中心に受けていたので一般的な就職活動の時期より早く採用活動を始める企業が多く、私が就活を始めたときにはインターンを開始するには遅かったので、情報収集が少し甘かったなとも感じています。
私は就活をしている時点から「将来は両親の会社を継ぎたい」という目標があり、10年で会社を辞める前提で就活をしていたんです。ですのでやはり、「採用された後に自分はどうやって社会で働いていくのだろう」というようなイメージが出来ない限りは、なかなかその目標が現実的なのかそうではないのかの判別が難しくて。なのでそのようなインターンシップで働くということを経験していたならば、自身の目標に対して「これがやりたいんだ」というような理由が、より合理的で明確になったのではないかなと思います。私の場合、就職後の働き方をイメージするのに少し時間がかかってしまったので、インターンを経験できなかったのは就職活動の中での後悔の一つです。ですが就職活動を終えてから、出張型のインターンシップは経験しまして。自身でテレアポをし実際に商品をもって車で営業先へ向かう経験をしました。やはりそこでの経験は精神的な度胸もつき、すごく自分のためになったなと感じていますね。
下村:私の中での後悔は、就活以外でも同じですが、人と比べるのは意味がないということ。IT系の専門学校だったこともあり、周りで同じように就活をしている同級生が受けるのも、同じ業種や企業だったりしたんですね。なので周りと比べてしまって「聞きたくないな」とふさぎこんでしまったりしました。ですが今振り返ってみると、友人とピリピリせずに、もっと情報交換をしたり励ましあったりして、プラスな感情をもって挑むことが出来れば、よりよかったかなとは思います。
それとは逆にやっておいてよかったなと思うことは、「就活のために」頑張ら「なかった」ことです。例えば一つの作品などを研究で制作する際にも、就活のためと考えてやってしまうと、夢中になってこだわりきるということが出来なくなったりして。なので目の前の頑張りたいことや、やりたいことに楽しく集中して取り組むことが出来れば、悔いは残りにくいなと感じました。なので、私の場合はそこの間にしっかり境界線をもうけ、やりたいことに夢中になって取り組んだからこそ、やりきることができたのだと思います。ですので最終的には成果が後からついてきて、学生時代にやり残したことはないなと感じています。
最終的にインティメート・マージャーに入社を決めた決め手は何でしたか?
春名:入社を決めた理由は二つあります。一つ目は「簗島さんのような社長を目指したい」と思い、「この人についていきたい」と感じたことです。企業によっては「君は辞める前提なんだよね」という反応をする企業も少なくなかったのですが、当社の代表取締役社長である簗島さんに、私が「将来家業を継ぎたい目標がある」と伝えたときに前向きな反応をしてくれたことが、すごくうれしかった記憶があります。
また、社長は一つ質問すると五倍以上の返答が返ってくるほど博識で視野が広く、「将来私も会社を継ぐ際は簗島さんのような社長になりたい」と思ったこともありまして。将来的に人の上に立つ立場になるのであれば「こういう人だったらついていってもいいな」と思ってもらえるような存在になることはとても大事だと思っているので、自分が「この社長について行ってみたい」と感じた人の元で働きたいなと感じて選んだというのも理由の一つです。
二つ目は、社員の方の雰囲気や人柄の良さです。面接の中でも人柄の良さは感じていたのですが、全体的に雰囲気が良く、皆さんの人柄の良さが伝わってきて、この環境で皆さんと一緒に働きたいと思ったのが二つ目の理由です。そう思ったきっかけとして会社訪問がありまして、以前別の会社の最終面接でインティメート・マージャーの近くに来ていた日があったんです。その際に内定をいただいていた当社の人事の方にそのお話をしたら「ついでによければ本社を見学に来ていいよ~」と声をかけていただき。そこで会社を訪問した際、面接の時にお会いした社員さんがたまたまいらしていて「来ていただいてすごく嬉しいです」と仰ってくださり、とても社員の人の良さを感じました。
下村:人 ! というととても単純な理由に聞こえるかもしれませんが…他にも理由はありますが、最終的な決め手と言われると「社員の皆さんの魅力」です。面接や面談では、当社のエンジニアのほとんどの方と、お話をさせていただきました。そこで自分自身のことを受け入れてくださる皆さんのあたたかさや優しさに感動した記憶があります。
会社のカルチャーだけでなく、エンジニア組織としての魅力やエンジニアの皆さんの人柄においても、皆さんがどういう思いで仕事に取り組まれているかやこれからどうなってきたいかのお話しを聞く中で、「この会社で働きたい!」と思ったのが最終的な決め手です。
入社前と入社後のギャップについてはいかがですか?
春名:今のところ入社前と入社後のギャップを感じたことはないです!入社前から感じていた人柄の良さは変わらず今でも感じているので、この環境で働くことができてうれしいと感じています。
ですが強いていうのであれば、「人柄の良さ」といっても入社前はこのようなWantedlyやnoteの媒体上で書かれている記事だけをみて、結構社員の方の人の良さというのが前面に押し出されているような印象を抱いていたのですが、それが嘘ではなく本当なんだなということを実感して(笑)「実はこのように記事に書いてあっても内情は違う」というようなこともあるのかなと思っていたりしたのですが、実際入社して自身の配属が決まった後にもずっと皆さんが優しく、人柄が良い方が多いなとつくづく思いました。そういう意味でギャップがなかったというのも、ギャップの一つかもしれません。
下村:私が入社後のギャップとして一番大きいのは、プログラムを動かしたり作ったりすることというよりも、それを運用したり、保守したり、障害が起きた時にどう対応するか、ということがこんなに大変なんだ!と体感したことです。私は今でも何かトラブルが起きた時にはまず手が震えてしまいますが、そんな際にも先輩方は決して誰も慌てず、冷静に「どう対応したらいいのか」というところを判断されているということに衝撃を受けまして。「このような維持があって世の中のプロダクトが動いているんだ」ということを感じたのが一番のギャップでした。
あともう一つは、もともと入社前にも人があたたかくていいなと感じていた部分はあったのですが、実際入社した後にも皆様本当にすごく優しく教えてくださったり、質問の際やすごく基礎的な仕事なんかも、とても丁寧に対応いただいて。社員の方々が想像以上に優しかったのも、良いギャップの一つでした。^ ^
最後に、今就活をされている学生さんへ一言、メッセージをお願いいたします!
春名:授業やアルバイトと並走しながら就職活動を進めるのは忙しく大変かもしれませんが、自分自身を信じて突き進めば、必ず自分のやりたいことを応援してくれる企業に出会うことができると思いますので、チャレンジすることを忘れずに頑張ってください!
あと皆さん、就職活動時のエピソードは後々どこで聞かれることがあるか分からないので(今回のインタビューの経験から)、就活エピソードや印象に残ったことなどはメモをとって記録を残しておくようにしましょうね!(笑)
下村:自分は就活を通して、軸をガッチリ決めて視野が狭くなってしまうよりも、自分があんまり興味のない領域にも話だけ聞いてみようという感覚で応募してみたり、色々なジャンルの企業さんと話すことが出来るイベントにとりあえず参加して「自分はここだ」と思い込まず、一度自分の視野を広げてみる過程が以外と大事だったかもしれないと実感しました。
就職活動は、人生の中で一つの大きな選択をする大事な時期だと思います。それと同時に、自分と向き合う時期でもあると思うので、じっくり向き合ってみてほしいなと思います。あとは「学生時代にしてきた様々な経験の引き出しを武器にできる企業さんはどこかな」っていう"探検"だと思って、ポジティブに就活をすると、入社後もいいスタートを切ることができるんじゃないかなって思います。