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データ活用企業が本気で2024年最後のG1レース有馬記念を予想してみる!

いよいよ2024年最後のG1レース、有馬記念が12月22日、中山競馬場で開催されます。2024年の年末、勝利を飾るのは果たしてどの馬でしょうか。2024年12月16日朝時点の情報から、今年の勝敗の行方を占ってみました。

大本命はドゥデュース!秋古馬3冠・史上5頭目の有馬記念連覇なるか

今年の有馬記念の最有力馬は、ずばり、ドウデュースです。ドウデュースは昨年の有馬記念を制しており、さらに2022年の日本ダービー、2021年の朝日杯フューチュリティステークスも制しており、実績は十分です。現在の競走馬の中では頭一つ抜けた能力を持っていると言えるでしょう。

ドウデュースは、秋古馬3冠(天皇賞秋・JC・有馬記念)を走り切り引退を宣言しています。多くのファンがそのラストランに注目しており、ファン投票でも、478,415票を獲得し、2位以下に大差をつけての1位となりました。10月の天皇賞、11月のジャパンカップはいずれも優勝しています。コース適正も高く、昨年とは違いローテーションの印象も良いことから、有馬記念にも期待がかかります。

懸念点としては、秋3戦目となるため疲労が蓄積している可能性があります。 しかし、過去にリスグラシュー、キタサンブラック、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルなど、多くの名馬が引退レースの有馬記念を勝利で飾っています。さらに、歴代、有馬記念を連覇したのはスピードシンボリ・シンボリルドルフ・グラスワンダー・シンボリクリスエスのみであり、ドウデュースが勝利すれば、歴史に名を刻む名馬となります。

関係者によれば、ドゥデュースのコンディションは「これまでにない充実ぶり」を見せているそうです。ジャパンカップの際には、「筋肉の張りや馬体の艶が「これ以上ない」というレベル」、ジャパンカップ後も「毛艶も輝き、調教でも動きは文句なし」とのことなので、適切な調整が行われていれば疲労も問題なく良い走りを見せてくれそうです。

武豊騎手とのコンビが最高の状態を引き出せそう

ドウデュースに騎乗するのは武豊騎手。2023年の有馬記念の優勝時もドウデュースに騎乗しており、今年の連覇に大きな期待を寄せています。今のドウデュースの状態の良さには太鼓判を推しており、「本当にタフな馬」「完成の域にある感じ」とコメントしています。特に昨年と比べると、「去年の秋はちょっと力むところがあったけど、この秋は調教も乗りやすいですから」と精神的な成長を感じているようです。

また、2歳からトップレベルで活躍してきたドウデュースがこの有馬記念で引退することに対しては、「寂しいですよ」と特別な感情を吐露しています。

武豊騎手にとっても、有馬記念は特別なレースであり、「毎年出たいレース」と語っています。「1週前の追い切りも順調で、自分の中ではすごくいい感じで当日を迎えられるかなと思います」「競馬だから何があるか分からないけど、とにかく悔いが残らないレースがしたい」と語る武豊騎手は、ドウデュースの力を最大に引き出す走りを見せてくれるはずです。

対抗馬は?強力な3歳馬を紹介

今年の有馬記念には、ドウデュースの他にも多数の有力馬が出場します。その中でも注目の対抗馬2頭を紹介します。いずれも若い3歳馬、ドウデュースを相手にどんなレースを展開するのか注目されます。

対抗馬①アーバンシック
2024年の菊花賞を制覇した3歳馬で、今回の有馬記念でも注目されています。ファン投票では234,503票を獲得し7位にランクインしています。菊花賞では、ルメール騎手の冷静な騎乗が光り、京都の外回りコースをうまく立ち回って勝利しました。関係者によると、菊花賞はぶっつけ本番で臨んでおり、秋2戦目で最高の状態になるよう調整していたようです。

今回の有馬記念では、多くの有力馬が秋3戦目になる中で、アーバンシックはレース間隔をしっかり空けて調整している点が大きなアドバンテージとなります。アーバンシックは、スタミナと持久力が武器の馬であり、中山芝2500mの有馬記念の舞台でもその能力を発揮することが期待されています。

懸念材料としては、古馬との初対決という点があります。 しかし、過去10年の有馬記念で3歳馬は4勝しており、近年ではイクイノックス、エフフォーリア、ブラストワンピース、サトノダイヤモンドといった3歳馬が、年長馬を撃破しています。3歳馬は菊花賞の結果が重要であるというデータもあり、アーバンシックにも十分に勝算はあります。

対抗馬②ダノンデサイル
2024年の日本ダービーを制した2024年の日本ダービーを制覇した実力馬であり、その潜在能力は高く評価されています。古馬との初対決となる有馬記念でも、その能力を発揮することが期待され、ファン投票では282,521票を獲得して2位につけました。

前走の菊花賞では6着に敗れましたが、これは不利な外枠で後方からの競馬となり力を発揮できない展開となったことや、馬場状態が合わなかったことが原因とされています。 本来の力を出せれば、巻き返しは十分可能だと考えられています。

ダノンデサイルが勝利した日本ダービーは2400mであり、スタミナ面で2500mの有馬記念への対応が課題として挙げられています。比較的先行しやすい内枠を引いた場合は、積極的にレースを進めることができ、スタミナ面での不安を軽減できる可能性があります。内枠は過去10年の有馬記念でも好成績を残しており、ダノンデサイルにも有利に働く可能性があります。好枠を引ければ、上位争いに加わる可能性も高まります。

上記3頭の他にも、シャフリヤール、スタニングローズ、ジャスティンパレス、プログノーシス、スターズオンアースなど、実力馬が多数出走を予定しています。 今年の有馬記念は、非常にハイレベルな戦いになることが予想されます。

過去のデータから傾向を予測

さて、ここまでは有力馬に注目してみましたが、最後に過去の有馬記念のデータから「有馬記念で強い馬」の条件を探ってみました。

枠順

  • 内枠有利: 過去10年のデータを見ると、内枠の馬が好成績を残しており、特に1枠から6枠まではほぼ信頼度が同じで回収値も高い傾向があります。7枠、8枠は不利とされています。有馬記念の舞台となる中山競馬場の芝2500mは、スタートから最初のコーナーまでの距離が短く、内枠の馬が有利な傾向にあります。内枠の馬は、ロスなく好位に取り付けるため、有利な展開に持ち込みやすいでしょう。

脚質

  • 先行有利: 過去10年の有馬記念では、先行馬が2年に1度勝利しており、先行馬が有利な傾向が見られます。

  • 逃げ馬の勝利は少ない: 逃げ馬が勝利したのは、2015年と2017年のキタサンブラックのみです。

  • 差し馬も好走: 人気薄の馬で勝利したのは前走先行のゴールドアクターですが、好走率が高いのは差し馬で、サラキア、ワールドプレミア、シュヴァルグラン、クイーンズリングなどが該当します。

血統

  • サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が強い: 過去10年の有馬記念の勝ち馬10頭のうち、8頭はサンデーサイレンス系種牡馬の産駒です。特に、ディープインパクト産駒は好成績を収めており、2024年も注目すべき血統と言えるでしょう。ちなみに、ドウデュースは、父ハーツクライ、母系にサンデーサイレンスを持つ血統であり、サンデーサイレンス系種牡馬の産駒という点で有利なデータ傾向に合致しています

その他

  • 2015年の有馬記念では、4コーナー6番手以内の馬が上位を独占しました。

  • 2023年の有馬記念では、不利な外枠に入ったスターズオンアースがルメール騎手の好騎乗により先行策を取り、2着に入りました。

これらの傾向を踏まえると、有馬記念では内枠の先行馬が有利と言えますが、差し馬にも十分チャンスはあります。逃げ馬は厳しいマークを受けるため、スタミナを消耗しやすく、逃げ切るのが難しいレースと言えます。

レースの展開に大きな影響を及ぼす、枠順の抽選会は2024年12月19日。はたして今年の有馬記念はどうなるのか、歴史的な名馬誕生の瞬間を我々は目撃することができるのか、それとも新しいヒーローの誕生を眼にすることになるのか。この週末を楽しみに待ちたいと思います。

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さて。最後に一つ告白すると、この記事の筆者は、競馬を全く知らない素人です。

「競馬の予想記事が、生成AIの力を借りてどこまで書けるか?」を試してみようという企画だったのでした。はたして、予想はいかがだったでしょうか?

この記事は、2024年の有馬記念についてのWEBサイトに公開されている情報やデータを多数Google NotebookLMに学習させ、筆者がチャットで質問しながら骨子を作り、少しだけGoogle検索も利用して書き上げました。全く競馬を知らなかった筆者も、NotebookLMに色々質問しているうちに、今年の有馬記念、馬券を買ってみようかなぁ…と思い始めるぐらい楽しかったです!

生成AIで、世界が一つ広がったような気がします。


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