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『また簗島さんと一緒にやりたいと思った』一度退職した社員が再び当社を選んだ理由

退職後三年以内に再入社してくれた社員に対し、戻ってきたことを歓迎しお祝い金を贈呈する当社のウェルカムバック制度。

今や一社に勤め続けることだけが正解ではなく、自分をアップデートするべく退職を選択することも当たり前である潮流の中、元社員が再び当社に入社してくれることを歓迎したいという背景から、2022年4月に本制度は生まれました。

今回は制度導入後、初めて当社に戻ってきてくれた社員にインタビュー!
退職の理由、再入社のきっかけ・今後当社でやりたいこと等、一度社外に出た人にしか分からない視点から、IMの事業の強みや働く環境・ヒトをご紹介していきます。

インタビューをしたのはこの社員!

■プロフィール
氏名:眞鍋(まなべ)さん
所属:プラットフォーム事業本部 リーダー
入社年月:2022年8月1日 ※2021年3月に退職後、再入社

まずは自己紹介からお願いします!

兵庫県生まれの名古屋育ちで、趣味はカンフー(ジークンドー)・合気道・バンド(ドラム担当)です。先日もバンドの練習に行っていて、みんなでワイワイやるのが好きです。
文武両道をモットーにしているので、本も大好きで、歴史小説をよく読みます。最近は日本の古代にハマっていて、古事記、日本書紀あたりを発掘して読んでいます。
プロフィールとしては結婚していまして、家族構成は息子が1人と娘が1人います。

最初にIMを知ったきっかけを教えてください

簗島さんとは、前職の仕事で出会いました。
事業の立ち上げを検討していた際、事業パートナーとして簗島さんに相談に乗ってもらっていて、様々なアイディアを頂いていたんです。
最終的にそのプロジェクトが形になることはなかったのですが、簗島さんとはそこで繋がりました。

その後IMに興味を持ち、当時まずは通常のフローで求人のエントリーボタンを押し応募をしてみたのですが、ずっとリアクションがなく放置をされていまして笑。そのまま1カ月間くらいは外部の人間として何事もなく打ち合わせをしていました。ある時ついに気になって簗島さんに応募したことを話すと、「ああ、あれ冗談だと思ってました笑」って言われて。あまりに近くにいたので、IMに応募したことを本気にされなかったみたいです笑

当時のIMは創業2年目でメンバーは4名だったとか。
どのようなところに興味を持ち、入社を決めたのでしょうか?

当時のIMを見ていて、決定からアクションまでが早く、簗島さんを中心にとてもスピード感のある組織だなと感じました。そして一緒に仕事をした際、どんな相談をしても的確な解決策が返ってきて、すごいなと。
そんなスピーディな開発体制と、簗島さんの課題解決思考の高さを目の当たりにしたことで、ここなら世の中にインパクトを出せるサービスが作れる、という期待感が膨らみました。
また、在籍人数4名というタイミングで有望なスタートアップに巡り合えることは貴重だと感じ、この創業期に入社をすることは幸運で自分にとってもチャンスだと思い、入社を決めました。

一度退職した理由、IMで得られた経験

それから6年在籍された後、一度退職したのはどんな理由があったのでしょうか?

会社全体で目標にしていた上場を成し遂げたことで、自分の中でひと段落ついたなという感覚がありました。
そのタイミングで今後のキャリアを考えた際、IM以外のテック企業で自分はどこまでできるのか?を一度試してみたいという思いが芽生えました。
当時のIMは広告領域でのプロダクトで勝負していたので、その業界以外のテック企業に挑戦してみたい、という気持ちがあり、外に出ることを決めました。

IMで培った経験の中で、どのようなことが他社で活かせましたか?

テクノロジーに対するアレルギーが全くなくなったことは、自分の中で大きな変化であり、転職先でも活かせたスタンスでした。
IMでは様々な広告配信に関するツールを日常的に使いますし、簗島さん自身も使いこなしていたため、周りの社員もまずは使ってみる・やってみる、という考え方。
事業・組織が大きくなる過程で本当にたくさんのツールを使い試したことで、新たなテクノロジーに対する抵抗感が全くなくなりました。

また、IMはエンジニアとのコミュニケーションがとても活発なため、どのように話せば上手く進められるか?という点でエンジニアとのコミュニケーションにおける成功体験が得られたことも大きかったです。

自社サービスを提供している会社として、クライアントからもらった課題をエンジニアにどうフィードバックし実装してもらうか?等の観点で、エンジニア職とビジネス職におけるコミュニケーションは必要不可欠だと思うのですが、ビジネスサイドはエンジニアとどのようにコミュニケーションをとったら良いのか戸惑っている人が多く、転職先のSaaS企業でも同様の課題がありました。
その点で、IMでエンジニアとフラットに意見交換をし一緒に仕事をしていた経験は、自分にとってプラスになったと思います。

あとは、事業企画として、発想の柔軟性が身に付きましたね。
IMでは当たり前ですが、仮説を一度立てたらまずは実行、やりながらデータをとってブラッシュアップしていく、という進め方は意外にあるようでないやり方なんです。
IMに入る前の前職でも事業企画をやっていましたが、その際は企画を練りに練ってシミュレーションを重ね、競合がいないか等を確認しながら慎重に進めていくというやり方で。他社での成功事例がないような事業に対しては、「他社ができていないことが、うちの会社でできるわけがないだろう」と言われてしまい難航することがしばしば笑。

その点、IMでは一旦やってみるスタンスでどんどんトライができるため、企画をより推進しやすくする方法を実行しながら学べた経験はとても大きく、転職先でも活かせる自分のコアスキルになりました。

IMは大手中小多くの取引先があるので、IMを通して知り合うことができた人がたくさんいて、人脈も広がりました。


転職後のキャリア、外から見たIM

IMを辞めた後、転職先ではどのような仕事をしていましたか?

DXのようなデジタルシフトをしたいエンタープライズ企業向けに、ユーザー視点から企画を立案し、業務フローの構築~運用・定着支援までを伴走するコンサルティングを、新規・既存顧客向けに営業担当として行っていました。その後は事業の立ち上げに携わるようになり営業責任者を任せて頂き、後半はマネジメント業務をメインに行っていました。

外から見て、IMはどのように見えていましたか?

外に出たことで、IMはプロダクトが強い会社だな、と改めて思いました。
ポストcookieソリューションのような、他社にはないエッジがたっている事業をちゃんと持っているなと。

昨今はデータ活用やAI・DX等、ビジネスを効率化・最適化するサービスがたくさん生まれていますよね。

IMの事業領域であるデータ活用というと、一般的には『欲しい人に欲しいものをマッチングさせる』という観点での使われ方・サービスが主流なのですが、IMの発想は逆。
『欲しくない人には、欲しくないものを出さない』という観点なんです。
逆転の発想の部分が何とも簗島さんらしく、アプローチが独特で他社と差別化できる特徴がある点で、エッジが立っていると思っていました。

再入社のきっかけと決め手、IMの変化

なぜ戻ってきてくれたんでしょうか?

簗島さんから再びお誘いを頂いたことが理由です。
IMからの転職後、しばらくは営業担当として事業を軌道に乗せる仕事をしていたのですが、半年後やっと自分で受注ができるようになったくらいのタイミングで役割が変わり、気が付くとマネジメント業務が中心に。
まだまだクライアントワークをやりたいという思いがある中で、やりたい仕事と期待され任される仕事にギャップを感じ、マネジメントに疲れと限界を感じていた時でもありました。
そのようなタイミングで、簗島さんから連絡をもらいランチに。
今後はプロダクトを増やし事業を拡大していく、というIMの方向性と、それを一緒にやっていきたいという自分への期待値に対する話をして頂いたことで、とてもわくわくしました。
再び簗島さんと一緒にやりたい、と思い戻ることを決めました。


1年4カ月ぶりに戻ってきた際、当社の環境で変わっていたことはありますか?

戻ってきてまず思ったのは、若い社員が増えたな!と。
新卒入社がいて(※IMは2021年から新卒採用を開始)、若いメンバーが第一線で活躍しているところを見て、若手が活躍する組織になったな、と思いました。

また、私がいた時に比べると、業務フローがかなり整備されていて、入社した人が困らない様にナレッジを蓄積する仕組みが現場レベルで出来ているなと感じましたね。これは新卒の方を受け入れるようになったことで整備された背景もあるのかな、と思います。

あとは、真面目な人が増えたかなと。
以前私がいた時は、共有・確認なく勝手に話を進めてしまういわゆる『はちゃめちゃな人』がいて、想定外なことが起こるのが日常だったので笑。大変だった半面、会社としてアソビがあり、やんちゃな尖ったところがありました。今はそれがなくなって、組織として丸くなったなと感じます。
ただ、そこは会社の成長ステージにより求める人材や集まってくる人が変わっていくので、IMが組織として正しく成長をしている証なのかなと思います。

今はどんな仕事をしていますか?

IMのケイパビリティ(能力)を広げ、世の中の役に立てるツール(事業)を増やすことが私のミッションです。
創業から10年、今までIMは既存事業をしっかりと行い、事業・顧客基盤を創ってきました。
今後はそれを基盤に、IMのケイパビリティをどう広げていくのか?について考え、組織の他のメンバーにも広めていく必要があり、その役割を担っています。
クライアントのニーズはどんなところにあるのか?について課題をヒアリングしデータを集め、その上でIMのアセットを使って具体的にどのような課題解決ができるのか?について考える。そこからまずはサービスのプロトタイプ(枠組み)を作ろうとしているところです。
また、新規のリード獲得にも力を入れ、共催ウェビナー先の開拓等も進めています。


当社に合う人材とは

今の当社の社員は、どんな人が多いですか?

素直で真面目、一生懸命に仕事をする人が多い印象です。昔からいらっしゃるメンバーの一人、今はコンサルティング本部の責任者である村井さんのような、仕事に一生懸命な人が増えたなと感じます。

長く当社を知る眞鍋さんから見た簗島さんはどんな人ですか?

ぱっと見クールな印象なのですが、実はとても熱い人だなと思います。
自分がやりたいと思ったことに対し、とても熱い情熱を持ち、高い集中力と執着心できっちりやり遂げる人だなと。
自分の意思がしっかりある反面、他者の考えにも聞く耳を持っていて、自分の考えを押し付けるようなことをしないので、一見するとその情熱が見えづらくもあり、その点では人により異なる印象を持つこともあるかもしれません。
前面に情熱を出さないところは、他者の考えを尊重する簗島さんの優しさだったり、単に照れくさい部分もあるのかもしれないな、と思います。

どんな人が当社に合うと思いますか?

好奇心旺盛かどうか?は大事な要素だと思います。
変化が苦痛だったり、新しいことを楽しめる人じゃないと、とてもつらい環境かなと。
中途入社でいえば、どんなに経験や実績がある人でも一度アンラーニングをして素直に学び、IMに染まりにくるスタンスの方が活躍ができるかなと思います。
あとは、行動力がある人ですね。
100%の完成度を求めていると、完璧さを追求している間にまた状況が変わります。そういった意味では、30%くらいの完成度で走りながら改善していくような、まずは行動できる人が当社に合っていると思います。

改めて感じる、IMで働く魅力とは

他社を一度経験した上で、当社で働く魅力はどのようなところにあると思いますか?

IMにいると、変化に対する適応力がとても身につきますし、自ずとサバイバル力が上がると思います。これからの時代を生きるために不可欠な、『不確実性に対する耐性』が身につくなと本当に思いますよ。

そう思った背景は、アップデートが早いところ。
私がいなかった1年半の間に、やり方・やっていることが全く変わっていて。戻った時は正直とても戸惑ったんです。
私が辞めた時からいるメンバーは、その1年半の変化に対する自覚がないと思うのですが、戻ってきた私からすると、本当に全てが様変わりしていて。
IMのメンバーはかなり新しいことをやっているな、と改めて思いました。
変化し続ける組織なので、飽きることなく常にチャレンジできる環境がある会社だと思います。

今後チャレンジしたいこと

最後に、今後はどんなことにチャレンジしたいですか?

新しい事業を立ち上げることは、マストでやらなければならず、必ずやりたいと思っています。
例えば、現在支援しているECサイトを運営するクライアントがいらっしゃるのですが、今後はオフラインの店舗を出したいというニーズを抱えており、どこにどんな店舗を構えたらいいのか?についてIMが持つデータを使って相談に乗っていて。現在はオンライン・事業会社向けが主なのですが、今後はそういったオフラインシーンでのデータ活用や、消費者の行動変革を起こすきっかけになるようなデータの活用方法を模索して形にしていきたいと思っています。
データ活用に対し、様々な人のニーズに応えられるようなツール・サービスを増やしていくことが、仕事上での私のチャレンジになると思います。

プライベートでのチャレンジも教えてください!

仕事よりの話になってしまうかもしれませんが笑。
今、英語と統計学を勉強していて、今年中にTOEICと統計検定にチャレンジする予定です。
英語については、近い将来外貨を稼ぐのが必然になっていくと思うので、勉強しておきたいと思いました。
統計学については、データ活用を提案する上でベースの知識として持っていたいなと思うことが多くて。
簗島さんの考えも、統計学に基づいていると感じることが多くあるので、深く理解するためにも学んでみたいと考えてます。


眞鍋さん、ありがとうございました!

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