リテールメディアが注目される理由とその課題とは?リテールメディア元年の展望
2023年4月18日に、オンラインイベント「リテールメディア元年の展望」を開催しました。
最近では、小売店が運営するECサイト上の各種オンライン広告や、店舗に設置されたサイネージ広告など、リテールメディアが注目を集めています。しかし、その定義や抱える課題、そしてこれからどのように活用されていくのかについて、具体的にイメージを描くことが難しい企業様も多いのが現状です。
そこでPubmatic.Inc 廣瀬道輝はパブリッシャーのデータ活用とマネタイズ、そして弊社の代表取締役社長・簗島亮次は3rd Party DataとポストCookieの技術基盤を基に、広告主のキャンペーンパフォーマンスの改善を多く導いてきた実績を持っています。この2つの企業が、それぞれ最新の知見を基にリテールメディアについてパネルディスカッションを行い、今後の展望について語りました!
こんな人にオススメ!
・マーケティング領域においてリテールメディアに関心を持つ方
・広告業界の方々
・リテールメディアを活用したい企業の方
今回のトピックス
・そもそも、リテールメディアの概念・定義ってどうなってるの??
・リテールメディアとコマースメディアにおける顧客データの活用ポイント
・将来的な活用方法これからのリテールメディアはどうなるのか?
そもそもリテールメディアの概念・定義ってどうなってるの??
リテールメディアとは、メディアとしての小売業の店舗やプラットフォームのことを指します。コマースメディアと同義で、小売業の店舗やプラットフォームがメディア化し、広告収益を得るためのプランニングが行われます。
また、リテールデータを活用した配信や効果測定に注力していることが多く、広告だけでなくマーケティングプランを提供していることもあります。
リテールメディアの概念は比較的新しく、昔から存在していた広告マネタイズの概念につながるものです。
小売業が広告ビジネスを行うことは珍しくなく、小売業のプラットフォーム全体を広告収益化することもあります。リテールメディアによる収益化は、小売業のメディア化とともに増加しています。インティメート・マージャーでは、リテールメディアを活用する際に保有しているデータの提供をし、有効活用できるようにお力添えすることが可能です。
リテールメディアとコマースメディアにおける顧客データの活用ポイント
リテールメディアとコマースメディアにおいて、顧客データの活用ポイントは異なります。
リテールメディアではposデータが中心で、コマースメディアでは購買情報が顧客データになります。また、広告出稿において、リテールメディアとコマースメディアのデータを活用した効果測定が重要なポイントです。
海外では、ウォルマートやAmazonが自社の購買データを活用して広告配信を行っており、その収益が増えています。リテールメディアやコマースメディアのデータを活用した効果測定のパッケージングや、データを使った広告配信の結果をアンケートで聞くことも、顧客データの活用方法の一つとして増えています。
インティメート・マージャーでは、コマースメディアとリテールメディアの両方の領域で活用できるデータを提供することが可能です。
将来的な活用方法これからのリテールメディアはどうなるのか
リテールメディアの今後の活用方法は、広告予算配分の次に成長している市場であり、利用者にとって楽しいサービスを提供することが重要です。
さらに、リテールメディアの運用には、ユーザー数が必要であり、利用シーンを増やすことや可処分時間を奪い取ることが重要です。
将来的には、リテールメディアが日常的に使われるアプリとして認知されることが望ましく、リテールメディアとしてのマネタイズのためには、一定の規模感が必要です。インティメート・マージャーでは、今後のリテールメディアの活用にも保有するデータを提供しクライアント様に貢献することが可能です。
アーカイブ動画公開中!
具体的なトークセッション内容は、インティメート・マージャー公式YouTubeにて動画を公開しているので是非チェックしてください!