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【2023年4~6月セミナー開催】Cookieレス・生成AI・顧客理解・電気通信事業法のトレンドをご紹介!

2023年4月から6月は、データ活用の専門家として、Googleが5月に発表した報告により現実味を帯びてきた3rd party cookie完全廃止に関連して【ポストCookie時代の新たなマーケティング手法】、6月に施行された改正電気通信事業法に関連した【プライバシーに対する未来予想】など、現状の課題と対策に関するテーマも多く取り上げました。
また、ChatGPTなどのAIを活用した顧客理解の深め方というテーマのセミナーも開催しました。
この記事では、2023年4月から6月までのセミナーのハイライトをまとめてご紹介します。ご興味のあるトピックを選んで、動画をご覧ください。


【2023/4/6開催】3rd party cookieに頼らずにデジタルマーケティングを進化させる方法~コンテキストから共通IDまで大公開~

ディスカッションテーマ

  1. ポストCookieの施策の現状と導入後の課題とは?

  2. クッキーレスの難しいところは?(よく勘違いされるところ)

  3. クッキーレス対策の将来(未来とは?)

ポストCookieの施策の現状と導入後の課題とは?

GAFA系媒体の広告配信が効果悪化している。ITP関連でFB広告のリターゲティング配信に影響があり、配信リストが減少し、フリークエンシーが増加してCPMが上昇している。回避策として、類似オーディエンスや動画FMTを活用することや、B2Bはオフライン施策にシフトすることが有効とされている

クッキーレスの難しいところは?(よく勘違いされるところ)

Google Analytics UAの廃止が発表され、GA4への移行が進んでいる。移行には専門知識が必要であり、UAでできていた来店計測もGA4ではできなくなる。GA4の使いこなせる人材の需要が高まっており、データの表示乖離や広告流入の問題もあるため、早めの導入とUAとの並走期間の設定が重要とされている

クッキーレス対策の将来(未来とは?)

Web上のラストクリックCVが増えている一方で、売上に繋がらないという課題がある。GoogleもtCPAからtROASへの推奨をしており、広告最適化の地点やKPIの見直しが重要とされている。また、マイクロCVの設定やファネル分析を通じてCVの価値を可視化し、ROAS運用することでより機械学習を活用できる。シート動画の人気やP-MAXの登場も注目されている


【2023/4/12開催】~マーケティングの最新動向~ 迫るポストCookie時代の最先端のデジタルマーケティング手法とコンバージョン計測における新セオリー

ディスカッションテーマ

  1. ポストCookie対策でターゲティング・トラッキングの側面で現状よく来る相談ってなんですか?

  2. ポストCookie本当はいま何ができて何ができない?

  3. ポストCookie対策を最大限実施する時に見落としがちなポイント

ポストCookie対策でターゲティング・トラッキングの側面で現状よく来る相談ってなんですか?

ずばり「ポストCookie対策って何をすればいいんですか」という質問が多い。その背景としてはデジタルマーケティングの進化が追いつけていないのでは?という不安から自分が持つ知識が正しいのか?古いのか?など悩みを抱えており、相談が多い。法律の改正やテクノロジーの進歩によって、できることが変わる場合にも苦慮する企業からの問い合わせの大半は、やりたいことがあるが、何ができるかわからない相談が多数


【2023/5/10開催】~ポストCookie対応!~ 3rd Party Dataで顧客理解を深め、カスタマージャーニーを高速改善する方法

ディスカッションテーマ

  1. カスタマージャーニーを改善するときに一番気を付けるポイントは?

  2. ランディングページを改善するときのポイントを(両社の視点から)教えてください!

  3. 今後テクノロジーが進化していくなかで、カスタマージャーニーを改善していくときにどのようなことが行われるようになると思いますか?

カスタマージャーニーを改善するときに一番気を付けるポイントは?

マーケティングでは、意思決定者が広く見て戦術・戦略を一直線にすることが重要。カスタマージャーニーマップを作り、ユーザー理解もできる地図のようなものが求められる

ランディングページを改善するときのポイントを教えてください!

データ活用の目的化について考えた結果、売り上げ最大化を実現することが重要。最適化や戦略を優先的に考え、データを用いて細かい部分まで詰めていくアプローチが望ましいが、まずは視野を広げ、全体最適を目指すことが大切

今後テクノロジーが進化していくなかで、カスタマージャーニーを改善していくときにどのようなことが行われるようになると思いますか?

最近は技術を使いこなすことでマーケティングの試行錯誤回数や速度を上げられるようになり、以前は時間がかかった大変そうな拡大イメージをすぐに試せる環境が整っている。 今後は試行錯誤のスピードと回数を重ねることができる企業が、価値を提供できるようになっていくであろう


【2023/5/25開催】まもなく施行!電気通信事業法から日も解くプライバシーに対する未来予想

ディスカッションテーマ

  1. 国内の電気通信事業法の対応状況

  2. 対応が進んでいない理由

  3. 今後プライバシー保護の意識はどのように国内で変わっていくのか

国内の電気通信事業法の対応状況

2023年6月12日に迫っている電気通信事業法に対する対応状況は進んでおらず、対象事業者以外にもその存在に気づいていない人が多い。(個人情報保護法改正時も対応状況は同様)一方、プライバシーに関する法律を守ることは継続的に必要であるため、関連情報収集と対応ツールの最新情報に注目が高い

対応が進んでいない理由

進まない理由は、利用者のプライバシー保護に関する法律に対応するツールの不足。日本の企業の中でプライバシーガバナンスを構築している企業は限られており、かつ、プライバシー保護への意識が低く、全体的な対応が進んでいない状況。このため、ツール作成には多大なコストがかかることが問題視されている。国ごとの法律や規模の違いもあり、リソース不足も課題。インティメート・マージャーではプライバシーを保護しつつ国内外のメディアやプラットホームと連携しており、幅広くご支援することが可能である

今後プライバシー保護の意識はどのように国内で変わっていくのか

プライバシー保護の意識の変化は、国内でも個人情報流出などのニュースが増え、企業がプライバシー保護に対応する意識が高まると予想。ただし、企業側の意識はまだ十分でない。プライバシー保護にはコストがかかるため、ツールやルールの整備が必要である。一方、社会として人々のプライバシー保護への意識は高まっており、企業がきちんと対応することでイメージアップや売り上げアップにつながることにも期待している


【2023/6/15開催】顧客体験の向上につながる!Web広告と接客の連携の秘訣

ディスカッションテーマ

  1. Web広告と接客をうまく連携させるにはどうしたら良いですか?

  2. 顧客体験の向上をはかるうえでのよくある相談は何がありますか?

  3. 進化する顧客体験・・・今後どんな未来が待ち受けいると思いますか?

Web広告と接客をうまく連携させるにはどうしたら良いですか?

ユーザーの体験の連続性とデータの共有が重要であり、web広告とweb接客の解像度の差異やリソースの課題も存在するが、連携を図るために広告側からの情報共有とグランドデザインが必要である。インティメート・マージャーのデータから来訪ユーザーの属性分析と掛け合わせてユーザーに対して効果的な広告文、訴求を見出すことがで、web広告とユーザーの解像度をあげることも可能となっている

顧客体験の向上をはかるうえでのよくある相談は何がありますか?

よくある課題として、顧客体験の向上を測るためのKPIが不明確なことが多い。結果CTR・CVRが低くなり、知らず知らず遷移数が多くなっていることが原因だったりする。購入した顧客からのレビューをもとにPDCAを回したいという相談も最近多くなってきた

進化する顧客体験・・・今後どんな未来が待ち受けいると思いますか?

進化する顧客体験は、AI活用に期待。特にChatGPTのナレッジベースとしての活用が注目。情報のフォーマットや最適化を行い、コミュニケーションを効率化するツールとして。職業間の言語の壁を超えるツールとしても役立つでしょう。現在インティメート・マージャーでは、DMPとジェネレーティブAIを活用してペルソナ像から自動的に広告文を生成するサービスを提供を開始している。


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