ChatGPT×IM-DMP(データ)の可能性
インティメート・マージャーではジェネレーティブAIの補助制度を用意し、NotionAIやChatGPTなどを使った業務効率の改善などを推奨しています。その背景にはただ業務効率をあげるというだけではなく、弊社で保有しているデータとジェネレーティブAIがとても相性がよく、サービスとしての可能性を広げることができると思っています。
この記事の中では弊社のような3rd party Dataあるいはその他クライアント企業が持っていないデータを持っている企業がChatGPTを活用して提供できるサービスの可能性についてご紹介できればと思います。
サイト来訪者の属性解析
インティメート・マージャーが保有する「IM-DMP」のデータとChatGPTを使った属性分析は最近セミナーのアンケート特典として非常に好評をいただいています。
実施をする際にはお客様にインティメート・マージャーのデータ収集用のタグを設置し、サイトのアクセスデータとIM-DMPのデータを連携するということを事前に実施します。
その後、サイトのアクセスデータとIM-DMPの属性情報・興味関心情報・サイト閲覧情報を掛け合わせてChatGPTに入力し、デモグラや興味関心、ターゲットとなるユーザーのペルソナ像やサービスとしてどう言った訴求が効果が出やすいかなどを自動で出力することができます。
あとはこれを広告文に使うこともできれば、LPなどのクリエイティブ制作にも使うことができるなどかなり万能にデータを連携することができるようになります。
CRM/MAの情報のリッチ化
B2Bマーケティングの世界でもインティメート・マージャーのデータを活用することによってサービスのクオリティをアップさせることができるようになります。元々インティメート・マージャーのデータはアノニマスユーザーやその他属性情報がわかっていないサイト来訪者の属性を把握してCRM/MAツールと連携し、メール配信に使うこともできればテレアポなどのコールアプローチに連携することもできます。また、どのようなメール文面でメールを送付するといいかのレコメンドを作成することもできるので業務効率/PDCAという意味だとかなり効率化されます。
役職や部署などは企業単位のデータベースの中には入っていることが少なく、どこのサイトをどの企業のどの役職・部署の人が来ているかという情報はある程度類推のデータだとしてもオペレーションの精度を上げるのに役立つことも多いです。
その他Web行動履歴を取れるさまざまな領域での商品開発
ここまでに紹介した事例も端末の属性情報をある程度集計し、類推した情報をサービスとして提供できるという点はデータを受け取って取り扱う企業にとっても理解がしやすく、一方でデータがある程度解析された状態で渡すことができるのでデータが一定粒度を粗くしてデータが連携できるという面だととても安全にサービスを提供・連携することができる可能性があるのではないかと思います。
実際、広告や営業活動、金融、小売などの既存でサービスを提供している領域からもデータ連携や商品開発の相談を受ける機会が増えてきています。
インティメート・マージャーのデータとGPT(カスタマイズしたプロンプト)を用いて作成したデータを協業先のサービスと連携する機会も増えてきそうです。
まとめ
ChatGPTとIM-DMPを活用することでできるサービスの可能性についてご紹介しました。今回紹介した内容に興味がある場合、IM-DMPのデータを活用することで自社サービスの強化をできるのではないかと思いますので是非お問い合わせ下さい!