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ポストCookieソリューション導入の際の三つのステップ

オンラインセミナーなどのタイトルに「クッキーレス」や「ポストCookie」と言うタイトルが増えてきており、そろそろ具体的にポストCookieのソリューションを導入しなくてはいけない、という意識を持たれ始めたクライアント様、パブリッシャー様、テックベンダー様が増えてきている印象を感じております。

そういった背景から弊社にも「導入を検討したい」「情報収集をしている」というお問い合わせを多く受けるようになってきましたが、多くのお客様が「いつから導入すべきなのか?」「どういった方法で導入すべきか?」「切り替えをどうしていけばいいか?」という悩みを抱えているように思われます。

本記事では我々の考えているポストCookieソリューションの導入における3つのステップについてご紹介させていただきます。

いつから導入すべきなのか?

図1

こちらの数値を見ていると現時点(2021年5月)では平均的にサイトアクセスデータのうち45%程度が3rd party cookieが取得可能になっています。弊社としてはこの数値を目安に取得率が低いお客様は今からでも導入して顧客獲得効率が上がる可能性もあります。

弊社ではサイトに来訪している人の「3rd party cookie取得率」をタグ設置いただいている企業様で把握しています。最近までこの指標を社内では当たり前のように使っていたのですが、意外とこの数値をとるのは難しく我々のような3rd party cookieを大量に保有している企業でないと把握しづらい数値だったりします。

そういう意味だと現時点でも3rd party cookieの取得割合が少ない企業に関しては導入することによるメリットを得ることができると思いますし、今から導入を開始することのメリットも大きいと思います。

どういった方法で導入すべきか?

弊社で提供しているAPIで3rd party cookieの取得有無を取れるようにしています。例えば、これを使うと3rd party cookieが取れないブラウザの時だけGoogle Ad Managerから広告を配信するということができたり、3rd party cookieを取得できるブラウザを除外してポストCookieのソリューションのターゲティングができたり、3rd party cookieが取れる人はcookieから属性を収集してそれ以外は類推で属性を取得するといった様々な方法を実現できますします。

図1

3rd party cookieを使った広告配信方法や分析方法を導入したいけど、ビジネス全体への影響が気になるという方も多いと思います。すでに3rd party cookieが取れない環境に対してポストCookieのソリューションを適用するのであれば、影響を最小限に抑えることもできます。

導入方法に関しては3rd party cookieの取れていないブラウザに対してポストCookieソリューションを導入していくというのがおすすめです。

切り替えをどうしていけばいいか?

本導入が決まったのちは今後はポストCookieのソリューションを全体に適応していけばいいの?という話になると思います。

現時点で2022年の1月にChromeが3rd party cookieの取得を不可にするといった話もありますが、残り半年の時点で決まっていない内容も多いので時期については不確定な部分も多いです。なので、いつまでに何をというのが逆に決めづらい状態かと思います。

ブラウザの状況や3rd party cookieの収集状況が刻一刻と変わっていくという意味だと弊社のAPIで3rd party cookieが使えなくなった時に向けてシームレスに移行できるようにする方法もできるのでどういった移行方法を検討していただくと不安が少ないのではないかと思います。

こんな導入方法に興味のあるお客様は

以下のURLから弊社に問い合わせをすることができるのでご連絡いただけますと幸いです。

また、IMで提供するポストCookieのソリューション以外でもCookieの取得状況だけ知りたいなどもご相談承れますのでご連絡ください。

https://lp.intimatemerger.com/

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